シティーハンター世代は何歳?アニメ漫画両方を解説!同時期のアニメも!

「もっこり」で笑って、「最後の決めカット」でシビれる。

そんな“シティーハンター体験”がリアルタイムだったのは、いったい何世代?

1980年代後半〜1990年代にかけて、アニメ・漫画の両方で社会現象級の人気を誇った『シティーハンター』。

冴羽獠の軽妙なキャラ、ヒロイン香との微妙な距離感、そしてクールなアクション――

“カッコいい大人像”に憧れた世代にとって、忘れられない名作です。

この記事では、

  • 『シティーハンター』をリアルタイムで観ていた世代(年齢層)
  • アニメ・漫画それぞれの放送&連載時期
  • 同時期に流行していたアニメ作品
  • リバイバル人気でZ世代に刺さる理由

…などをわかりやすくまとめて解説します。

👉 また、キャラクターたちの関係性や“推しポイント”を知りたい人は、
こちらの関連記事もチェック!
▶︎シティーハンターのキャラ相関図&魅力まとめ|あの頃観てた世代に刺さる理由とは?

目次

シティーハンター世代とは?今何歳くらい?

アニメの放送開始は1987年!リアルタイム世代は何年生まれ?

『シティーハンター』のアニメ放送が始まったのは1987年。

当時小〜中学生で観ていた人たちをリアルタイム世代とすると、

おおよそ

**1970〜1978年生まれ(現在45〜54歳)**がどんぴしゃ世代といえます。

夕方にテレビをつけると流れてきた冴羽獠と香のコンビ、

そしてエンディングにはあの名曲…

そんな記憶が色濃く残っている人も多いはず。

生まれ年当時の年齢現在の年齢
2025年時点
視聴スタイル
の傾向
1970
〜1974年
高校生
〜大学生
51〜55歳漫画メイン、
アニメもチェック
してた層
1975
〜1978年
小学生
〜中学生
46〜50歳アニメど真ん中
放課後組
1979
〜1983年
幼児
〜低学年
42〜46歳再放送・録画で
後追い世代
レイ

「親世代が“Get Wild流れてきたらテレビの前で止まる”って言ってたの、ちょっとわかる気がします(笑)」

しばにい

「あのエンディングな、ドラマチックに街を歩いて終わる感じ、最高だったんだよ。録画して何回も観てたわ。」

漫画連載は1985年〜1991年|ジャンプ黄金期との重なり

漫画版『シティーハンター』は

1985年〜1991年に週刊少年ジャンプで連載。

『ドラゴンボール』『北斗の拳』『キン肉マ

ン』などが並ぶ中で、

**“ハードボイルド×ギャグ×ラブコメ”**

という唯一無二の立ち位置を築いていました。

とくに冴羽獠の“超一流スナイパーだけど超絶スケベ”というギャップが、

当時の読者に強烈な印象を与えていました。

レイ

「ジャンプの中で異色だったって聞きますけど、“もっこり”って当時からギリギリだったんじゃ…?」

しばにい

「いや、ギリギリどころかアウト寄りだったけど(笑)それを成立させてたのが北条司の絵とセンスなんだよな。」

「Get Wild世代」はアニメと音楽で覚えてる!

アニメ版の印象を語るうえで欠かせないのが、

エンディング主題歌『Get Wild』。

あのイントロとともに、冴羽獠が夜の新宿を歩くシーンは

今なお“伝説のED”と語られるほど。

「アニメ→ED曲→次回予告まで観てこそ1話」という声も多く、

映像と音楽がセットで記憶されている珍しい作品なんです。

レイ

「“アニメで流れた曲を聴いて涙出そうになる”って感覚、なんとなくわかるかも…演出の力ってすごいっすね。」

しばにい

「星矢やドラゴンボールとはまた違う、“大人のカッコよさ”に憧れたんだよな。Get Wildはもう俺らのDNAだな。」

シティーハンターを知らない世代とは?

90年代後半〜2000年代は“露出減少期”

『シティーハンター』のテレビアニメは1991年に完結し、

その後はテレビスペシャルや再放送で細々と展開。

でも90年代後半〜2000年代前半は、テレビでの露出がぐっと減り、

**この時期に子どもだった世代(1988〜1998年生まれ前後)**にとっては、

“タイトルは知ってるけど観たことない”というケースが多め。

レイ

「僕の世代、シティーハンターって正直“親が知ってる昔のアニメ”ってイメージでした…」

しばにい

「そうだろうなぁ。当時はガンダムやエヴァとかに世代交代してたし、“獠の時代”は一回お休みだったんだよ。」

Z世代の認知度は?映画や再放送で知ったパターンも

2000年代以降に生まれたZ世代・α世代では、

シティーハンターを「知ってる」人はいても「観た」人は少ない。

ただし、2019年の映画『新宿プライベート・アイズ』や、

2024年のNetflix実写版をきっかけに、

「初めてちゃんと観た」という若年層もじわじわ増加中

特に“親が好きだった”という影響で知ったケースが多く、

作品自体は世代を超えて届いていることがわかります。

レイ

「Netflixの実写観て“この主人公のノリ、クセあるけどカッコよくない!?”ってなったっす」

しばにい

「そのクセがシティーハンターなんだよな。あれが刺さったなら、ぜひアニメ版にも行ってほしいわ!」

「令和の今こそ刺さる!」という声も多数!

時代が進んだ今だからこそ、

シティーハンターの**“古き良きカッコよさ

”“人情と粋な生き様”**が新鮮に映るという声も。

令和の若者から

「逆に今観るとカッコいい」
「昭和っぽいけど熱くてハマる」

といったリアクションも多く、

“今だからハマれる作品”として再評価されているのが現状です。

レイ

「なんか冴羽獠って、ギャグかと思ったら急にバシッとキメるのがズルいんすよね…そのギャップにやられました!」

しばにい

「そう、それこそ“獠マジック”。ふざけてるようで芯がある…それがシティーハンターのカッコよさなんだよな。」

世代を超えて再び注目を集める今、

シティーハンターは“知らなかった世代”にこそ

届くタイミングなのかもしれない──

リアルタイム世代が熱狂した!アニメシリーズを振り返る

タイトル放送期間話数
シティーハンター1987年4月6日
~ 1988年3月28日
全51話
シティーハンター21988年4月2日
~ 1989年7月1日
全63話
シティーハンター31989年10月15日
~ 1990年1月21日
全13話
シティーハンター’911991年4月28日
~ 1991年10月10日
全13話

『無印』から『’91』まで全シリーズを網羅

アニメ『シティーハンター』は、

1987年にスタートした第1期(いわゆる“無印”)から始まり、

『シティーハンター2』『3』『’91』まで、全4シリーズが展開。

特に2期の人気が爆発的で、

放送期間は合計で約4年、全140話以上の大ボリュームに。

リアルタイムで観ていた世代にとっては、

毎週の“楽しみの時間”だったことは間違いなし!

レイ

「そんなにシリーズ続いてたんですね…!“アニメ界の顔”って感じだったんすか?」

しばにい

「夕方に獠と香がテレビに出てくるだけでテンション上がってたわ。“今週はもっこり控えめか?”とかチェックしてたな(笑)」

「XYZ」や新宿伝言板の演出が話題に

シティーハンターといえば、

依頼人が冴羽獠に連絡を取る方法として描かれた

**「XYZ」の伝言板演出**が有名。

新宿駅の掲示板に「XYZ」と書くと、

どこからともなく獠が現れる…

その設定や演出が“謎のプロフェッショナル感”を醸し出し、

子ども心にも強烈なインパクトを残しました。

レイ

「“XYZ=もう後がない”って意味、初めて知った時震えました!演出オシャレすぎません?」

しばにい

「あの伝言板、当時のファンにとっては“聖地”だったんだよ。マジで新宿行って探したヤツもいたくらいだしな!」

TM NETWORK「Get Wild」はアニソンの金字塔!

そして何より、アニメのエンディングで流れる

**TM NETWORKの『Get Wild』**は、

シティーハンターの象徴的存在。

ストーリーのラスト、

獠が夕暮れの新宿を歩く映像に重なる『Get Wild』のイントロ──

アニメと音楽の融合で、あのエンディングは“伝説”となりました。

レイ

「たしかに…あの入り、“Get Wild退勤”ってネタにされるくらい定番すよね(笑)」

しばにい

「あの曲で終わらせるってズルいんだよ。“全部カッコよかったことになる”魔法みたいなもんだろ、あれ。」

物語、キャラ、演出、音楽──

すべてが揃って“アニメ黄金期の象徴”になったシティーハンター。

原作漫画の魅力とジャンプ連載時代

項目内容
📅 連載期間1985年13号〜1991年50号(約6年半)
📰 掲載誌週刊少年ジャンプ(集英社)
📚 単行本全35巻(ジャンプ・コミックス)
✍️ 作者北条司(ほうじょう つかさ)

全35巻+「さよならCITY HUNTER」で完結

原作漫画『シティーハンター』は、

1985年〜1991年に週刊少年ジャンプで連載。

全35巻で完結したあとも、ファンの強い要望を受けて、

獠と香の“その後”を描いた特別読切

『さよならCITY HUNTER』が2020年に発表されました。

まさに**「時代を超えて読み継がれてきた作品」**であり、

連載終了から30年以上経っても色あせない名作です。

レイ

「今読んでも“全然古くない”って思えるのすごくないっすか?むしろセリフ回しとかオシャレすぎて…!」

しばにい

「そうそう、あのテンポと間が最高なんだよな。ギャグとシリアスのバランスが完璧だった。」

北条司の緻密な構図&女性キャラの描写が話題に

作者・北条司の画力は、

当時のジャンプ作家の中でも群を抜いていた存在。

特に背景の緻密な描写と、女性キャラの美しさは圧倒的で、

“大人の世界観”をリアルに表現。

ヒロイン・香の元気さと可愛さ、敵キャラや依頼人女性の色気、

どのキャラも“人間味”がしっかり描かれているのが、

読者の心をつかんで離しません。

レイ

「北条先生の絵、線がすっごく繊細っすよね。香もカッコいいし、女性キャラの描き分けが神…!」

しばにい

「当時、北条司の画集持ってるヤツは“絵が上手いヤツ”だったな(笑)写しながら絵の練習してたわ。」

「冴羽獠×槇村香」の関係性に世代がキュン

『シティーハンター』のもうひとつの魅力といえば、

獠と香の微妙な関係性

もっこりスケベでヘラヘラしてるくせに、

香のピンチには全力で守る獠。

照れ屋で不器用だけど、どこかで想い合っている2人の関係に、

当時の読者たちは“こういうのに憧れる…”

と胸を打たれていたんです。

レイ

「ガチで告白とかしないのに、想い合ってるのが伝わるって…エモすぎません!?」

しばにい

「あの“言葉にしない恋”ってのがまたイイんだよな。こっちが勝手に想像してキュンとするっていう。」

原作漫画は、“冴羽獠”というキャラの本質と、

その魅力を支えるストーリー・人間関係・美しい描写がすべて詰まった一冊。

アニメ派も、ぜひ一度“漫画で観る獠”を味わってみてくれ!

シティーハンターのゲーム展開|記憶に残る名作たち

ファミコン〜PCエンジンなどレトロ機でリリース

アニメ人気と同時に、

1980〜90年代にはファミコン・PCエンジン・ゲームボーイなどで

『シティーハンター』のゲームがリリースされました。

1989年発売のファミコン版は、

ストーリーを追いながら事件を解決していくアクションADV風で、

当時のファンにとっては「ゲームで獠を操作できる!」

というだけで感動モノだったとか。

レイ

「え、ファミコンで出てたんすか!?ちょっと想像つかないけど…ドットの獠とか、むしろ味ある!」

しばにい

「当時はドットでもちゃんと雰囲気出してたのがすごいんだよ。」

「獠でバトル」「香のハンマー」など再現度も話題に

一部のタイトルでは、

獠がスナイパーとして銃撃したり、パンチで戦ったりと、バトル要素も搭載。

さらに香の“100tハンマー”がカットイン的に登場する作品もあり、

ファンは「わかってるな…!」とニヤリ。

当時としては異例の“原作再現”が随所にあって、

キャラゲーとしてかなり高評価でした。

レイ

「ゲームの中で香がハンマー出してくるって…それ絶対盛り上がるやつじゃないすか!」

しばにい

「ハンマー出た瞬間“おっ、きたきた!”ってなるんだよな(笑)そういうのが愛されるポイントなんだよ。」

現代のファンがレトロゲームで“逆輸入”の流れも?

今の若いファンの中には、

レトロゲームにハマって昔の『シティーハンター』ゲームをプレイする層も。

動画配信やレトロゲー復刻ブームのおかげで、

「観たことないけどゲームで触れた」「実況で知って興味持った」

という“逆輸入ルート”も増えています。

ノスタルジー+新鮮さで、今こそ再評価されてる作品のひとつ。

レイ

「僕の友だちもレトロゲー好きで、“シティーハンターやったら獠かっけぇ”ってドハマりしてました(笑)」

しばにい

「それよ!今はゲームが“入口”になる時代。そこから漫画やアニメに戻るのもアリだろ?」

ゲームって一度出たらずっと残り続けるメディアだからこそ、

世代を超えて“シティーハンターに触れる窓口”になってるってのが面白いよな。

映画・実写・リメイクで広がる新たなファン層

劇場版アニメ

タイトル公開日
シティーハンター
愛と宿命のマグナム
1989年6月17日
シティーハンター
ベイシティウォーズ
1990年8月25日
シティーハンター
百万ドルの陰謀
1990年8月25日
劇場版シティーハンター
新宿プライベート・アイズ
2019年2月8日
劇場版シティーハンター
天使の涙(エンジェルダスト)
2023年9月8日

.実写映画

タイトル公開日備考
シティーハンター
THE MOVIE
史上最香のミッション
2019年11月29日フランスで
制作された実写映画
シティーハンター2024年4月25日Netflixで配信開始。
鈴木亮平主演の
日本初実写映画

劇場版『エンジェルダスト』(2023)はシリーズ集大成

2023年公開の劇場版

『シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』は、

原作最終章にあたる「エンジェルダスト編」を映像化した作品。

冴羽獠の過去や、彼が“最強のスイーパー”になった理由に深く迫り、

ファン待望の“核心に触れる物語”として高評価を得ました。

映像も現代クオリティにアップデートされており、

まさにシリーズの集大成とも言える内容に。

レイ

「劇場版ってあんまり観てなかったんですけど、“エンジェルダスト”で一気に引き込まれました…泣けるやつ…!」

しばにい

「あれはズルいよな…原作読んでた人間は“そうだったのか”って震えるやつ。完全に大人向け仕上がりだったな。」

Netflix実写版(2024)で若い世代へリーチ拡大

2024年には、Netflixで日本初の実写映画

『シティーハンター』が配信。主演は鈴木亮平。

公開前から

「原作再現度が高い」「冴羽獠の再現力がすごい」

とSNSでも話題になっており、

Z世代・α世代に向けた新たなリーチの拡大として注目を集めています。

「原作を知らない層にも刺さる」「あの“もっこり”がどうなる!?」

という視点でも注目度高し!

レイ

「正直、“実写どうなんすかね…”って思ってたけど、鈴木亮平さんの動き観たら“あ、これはアリ”ってなりました!」

しばにい

「見た目だけじゃなく、空気感まで再現してたのがすごいんだよ。“獠っぽさ”って言葉にしにくいけど、ちゃんと出てた!」

フランス実写版『ニッキー・ラーソン』も注目の再解釈

実は海外でも『シティーハンター』は人気で、

2019年にはフランスで実写映画

『ニッキー・ラーソンと香水の秘密』が公開。

こちらは原作をベースにしながらも、

フランス流コメディ&アクションとして大胆にアレンジ

コアな日本ファンの間でも「これはこれで面白い!」と話題になりました。

レイ

「フランスの獠って聞いて“えっ!?”ってなったけど、観たらノリが完全にシティーハンターだった…!」

しばにい

「“こうきたか!”って驚きつつ、愛がちゃんと伝わってくるのがイイんだよな。海外の熱量、マジであなどれん。」

映画・実写・リメイクという新たな切り口から、

“昔の名作”が“今の名作”として再評価される流れができてる今。

シティーハンターは、今この瞬間も新たなファンを獲得中──

それがすごいところだよな🕶️🔥

同時期に流行ったアニメと“あの頃の空気感”

ドラゴンボール、星矢、きまオレ…伝説だらけの時代

『シティーハンター』が放送されていた1987年〜1991年は、

まさにアニメの黄金時代

同じ時期に

『ドラゴンボールZ』『聖闘士星矢』『らんま1/2』『幽遊白書』、

そして『きまぐれオレンジ☆ロード』など、

今や“レジェンド”と呼ばれる作品が次々に登場していました。

ジャンプ・サンデー・マガジン発のアニメが並び立ち、

毎週が祭り状態だったんです。

レイ

「この時代ってアニメ界のオールスター戦みたいな感じっすね!濃すぎる…!」

しばにい

「まさに“リアタイ勝ち組世代”ってやつだな。録画しないと観きれないくらい神作品だらけだった。」

「ジャンプ・サンデー・マガジン」が揃って全盛期!

80〜90年代は、三大少年誌すべてが絶好調だった時代。

ジャンプは

『ドラゴンボール』『シティーハンター』『ジョジョ』、

サンデーは『うる星やつら』『らんま1/2』、

マガジンは『ツヨシしっかりしなさい』『カメレオン』

など、各誌の代表作がアニメ化され、

放送枠を分け合うレベルの勢いがありました。

雑誌を買ってアニメを観て、放課後に友だちと語り合う…そんなルーティンが定番でした。

レイ

「今はSNSがあるけど…この頃って“次の日の学校”が情報交換の場だったんですよね?」

しばにい

「そうそう。“昨日のあのシーン見た!?”って盛り上がって、絵をノートに描いて持ってくるヤツもいたな(笑)」

「夕方6時=ゴールデンタイム」だった黄金時代

今ではアニメといえば深夜枠が主流だけど、

当時は夕方6時〜7時台がアニメのメインタイム

『シティーハンター』もこの時間帯に放送されていて、

まさに“家族で観るアニメ”という位置づけでした。

子どもも大人も一緒に観て笑って、

ちょっとドキッとして、最後はしんみり…

そんな感情のジェットコースターを夕飯前に味わえる幸せがあったんです。

レイ

「ゴールデンで“もっこり”OKだったって…すごくないっすか?(笑)」

しばにい

「テレビの前で親と一緒に観てて、“うわ今のシーンやばい”ってなるあの気まずさも含めて青春だったんだよな。」

“あの時代にしかなかった空気”が、

『シティーハンター』という作品をより特別なものにしてくれてたんだよな。

社会的ブームと文化的影響|シティーハンターは“現象”だった

新宿駅のXYZ伝説は現実世界でも話題に

作中で依頼人が冴羽獠にコンタクトを取る方法として描かれた「XYZ」──

新宿駅の伝言板に「XYZ」と書けば、

獠が現れるというこの演出は、現実世界でも都市伝説レベルの話題に

当時、新宿駅に実際にXYZと書かれたメモや

張り紙が発見されたというエピソードもあり、

アニメと現実がリンクするような感覚に、

ファンたちは胸を熱くしていました。

レイ

「“XYZ書いたら獠が来る”って、完全にロマンっすよね…なんか一周回って超エモい!」

しばにい

「マジで書いたヤツいたんだぜ?そういうのがブームの証。作品が“生活に食い込んでた”ってことなんだよ。」

大人の女性ファンを惹きつけた“冴羽獠の魅力”

シティーハンターが珍しかったのは、“男性ファンだけじゃなく、

女性ファンもめちゃくちゃ多かった”という点。

スケベで軽いけど、ピンチの時は絶対に助けてくれる獠のギャップに、

「こんな男に守られたい」現象が発生。

大人になってから見返して

「やっぱり獠って理想かも…」と再ハマりする女性も多く、

令和に入っても**“獠沼”に落ちる人が後を絶たない**んです。

レイ

「母親が“冴羽獠こそ理想の男”とか言い出して、ちょっと困惑したっす…でも観たら納得でした(笑)」

しばにい

「あいつは見た目だけじゃなく、“守る覚悟”がある男だからな。そりゃ刺さるわけだよ。」

再放送希望ランキング2位に輝く根強い人気

2020年代に入っても、

アニメ専門チャンネルや動画配信サービスの「再放送希望ランキング」で

『シティーハンター』は常に上位にランクイン

特に2023年の某ランキングでは『名探偵コナン』に次いで堂々の2位を獲得し、

「懐かしさ」だけでなく、

「今観ても面白い」という再評価の流れが止まらない状況に。

それだけ、世代や時代を問わず“通用する魅力”を持った作品なんです。

レイ

「昔の作品なのに、“観たい!”って声が絶えないのってすごくないっすか?」

しばにい

「つまり、“一度観たら忘れられない”ってことだな。それが“現象”ってやつだよ。」

今なお新宿に行けば「獠がいそう」と思ってしまう人がいる。

それってもう、“ただのアニメ”じゃなくて、“文化”になってるってことじゃない?

関連作品・リメイク展開も充実!

『エンジェル・ハート』は冴羽獠の新たな一面

2001年から連載された『エンジェル・ハート』は、

『シティーハンター』とは“別の世界線”で描かれる

パラレルワールド作品

香の事故死という衝撃の設定から始まり、新たなヒロイン・香瑩(シャンイン)との関係性が描かれます。

スケベな一面は抑えめで、“優しい父親”としての獠が見られる、まさに“大人向けの新しい獠”。

レイ

「エンジェル・ハートの獠、落ち着いてて渋すぎなんですけど…これもこれでアリっす!」

しばにい

「守る相手が変わると、男も変わるんだよな。あれは“歳を重ねたシティーハンター”なんだよ。」

宝塚ミュージカルやUberEatsコラボなど多彩な展開

2021年には宝塚歌劇団・雪組によるミュージカル

『CITY HUNTER -盗まれたXYZ-』が上演。

冴羽獠を女性が演じることで、

中性的な美しさ×ハードボイルドのギャップが話題に

さらに2024年にはNetflix実写版とのコラボで、

UberEatsのCMに獠が登場

“伝説のスイーパーが飯を届けに来る”というネタ要素満載ながらも、

ブランドや日常に入り込んでくるフットワークの軽さが、

今も愛されてる証です。

レイ

「宝塚の獠、あれガチでカッコよかったっす。まじで心撃ち抜かれました…!」

しばにい

「UberEatsのCMな?あれもう“ネタの完成度”が高すぎて笑ったわ。でも、ああやって今も形を変えて生きてんだよな。」

「変わらずカッコいい」を次の世代に伝えるコンテンツ

どんな形になっても、“獠は獠”。

アニメ、漫画、舞台、実写、CM…どれを見ても、

そこには一本筋の通った冴羽獠の生き様がある。

そしてその姿が、“初めて観る若い世代”にもちゃんと届いている。

「昔のカッコよさは、今見てもちゃんとカッコいい」──

それを証明してくれるのがシティーハンターなんです。

レイ

「時代が変わっても、獠って“ずっと変わらずカッコいい”って思わせてくれるのがすごいすよね。」

しばにい

「どんなメディアで出てきても、“あ、獠だ”ってなる。それがキャラの強さだよな。」

こうして受け継がれていく“シティーハンターの魂”。

まとめ|シティーハンターは世代を超えて“今”もカッコいい!

あなたはリアタイ?リメイク世代?それとも新規ファン?

『シティーハンター』という作品は、1980年代に誕生しながらも、

今なおリメイクや実写、コラボ展開を通じて

幅広い世代に届き続けている稀有な存在

「アニメで観てたリアルタイム世代」も、

「Netflixで知ったZ世代」も、

どの入口から入っても、ちゃんと冴羽獠のカッコよさに惚れ込む──

それってすごくない?

レイ

「僕は完全に“後追い世代”っすけど、ハマった熱量はリアタイ勢に負けてないっすよ!」

しばにい

「入口はどこでもいい。“獠に惚れた”って時点で、もう仲間だよな。」

「知らない」からこそ楽しめる今の入り口とは

知らなかったからこそ、いま観ると新鮮。

そして「こんなカッコいい作品が昔にあったなんて…!」

という驚きと再発見がある。

Netflixの実写映画や、エンジェル・ハート、宝塚版、CMコラボなど──

“今の入口”が豊富に用意されている今こそ、

シティーハンターに触れるベストなタイミングかもしれません。

レイ

「“知らなかった自分におしおきよ!”って言いたくなるくらいハマりました(笑)」

しばにい

「おしおきする前に布教な!それがファンの務めってやつだろ。」

「Get Wild」を聴きながら記事をシェアしよう!

もしこの作品に少しでも興味が湧いたなら──

とりあえず『Get Wild』を流して、

この熱量をSNSでシェアしてほしい。

語ってほしい。

「あなたの推しキャラ」「あなたの星(小宇宙)」「あなたのXYZ」──

どの世代でも、“語れる何か”があるのがシティーハンター。

レイ

「この記事シェアして、友だちに“お前、絶対獠ハマるぞ”って送りつけてきますわ!」

しばにい

「それでまたひとり、シティーハンター沼に落ちる…そうやって、伝説って続いてくんだよな。」

さぁ、街に出よう。

あのイントロとともに、

今も冴羽獠はどこかであなたの“XYZ”を待ってる──。

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