「もっこり」で笑って、「最後の決めカット」でシビれる。
そんな“シティーハンター体験”がリアルタイムだったのは、いったい何世代?
1980年代後半〜1990年代にかけて、アニメ・漫画の両方で社会現象級の人気を誇った『シティーハンター』。
冴羽獠の軽妙なキャラ、ヒロイン香との微妙な距離感、そしてクールなアクション――
“カッコいい大人像”に憧れた世代にとって、忘れられない名作です。
この記事では、
- 『シティーハンター』をリアルタイムで観ていた世代(年齢層)
- アニメ・漫画それぞれの放送&連載時期
- 同時期に流行していたアニメ作品
- リバイバル人気でZ世代に刺さる理由
…などをわかりやすくまとめて解説します。
👉 また、キャラクターたちの関係性や“推しポイント”を知りたい人は、
こちらの関連記事もチェック!
▶︎シティーハンターのキャラ相関図&魅力まとめ|あの頃観てた世代に刺さる理由とは?
シティーハンター世代とは?今何歳くらい?
アニメの放送開始は1987年!リアルタイム世代は何年生まれ?
『シティーハンター』のアニメ放送が始まったのは1987年。
当時小〜中学生で観ていた人たちをリアルタイム世代とすると、
おおよそ
夕方にテレビをつけると流れてきた冴羽獠と香のコンビ、
そしてエンディングにはあの名曲…
そんな記憶が色濃く残っている人も多いはず。
生まれ年 | 当時の年齢 | 現在の年齢 2025年時点 | 視聴スタイル の傾向 |
---|---|---|---|
1970 〜1974年 | 高校生 〜大学生 | 51〜55歳 | 漫画メイン、 アニメもチェック してた層 |
1975 〜1978年 | 小学生 〜中学生 | 46〜50歳 | アニメど真ん中 放課後組 |
1979 〜1983年 | 幼児 〜低学年 | 42〜46歳 | 再放送・録画で 後追い世代 |

「親世代が“Get Wild流れてきたらテレビの前で止まる”って言ってたの、ちょっとわかる気がします(笑)」



「あのエンディングな、ドラマチックに街を歩いて終わる感じ、最高だったんだよ。録画して何回も観てたわ。」
漫画連載は1985年〜1991年|ジャンプ黄金期との重なり
漫画版『シティーハンター』は
1985年〜1991年に週刊少年ジャンプで連載。
『ドラゴンボール』『北斗の拳』『キン肉マ
ン』などが並ぶ中で、
**“ハードボイルド×ギャグ×ラブコメ”**
という唯一無二の立ち位置を築いていました。
とくに冴羽獠の“超一流スナイパーだけど超絶スケベ”というギャップが、
当時の読者に強烈な印象を与えていました。



「ジャンプの中で異色だったって聞きますけど、“もっこり”って当時からギリギリだったんじゃ…?」



「いや、ギリギリどころかアウト寄りだったけど(笑)それを成立させてたのが北条司の絵とセンスなんだよな。」
「Get Wild世代」はアニメと音楽で覚えてる!
アニメ版の印象を語るうえで欠かせないのが、
エンディング主題歌『Get Wild』。
あのイントロとともに、冴羽獠が夜の新宿を歩くシーンは
今なお“伝説のED”と語られるほど。
「アニメ→ED曲→次回予告まで観てこそ1話」という声も多く、
映像と音楽がセットで記憶されている珍しい作品なんです。



「“アニメで流れた曲を聴いて涙出そうになる”って感覚、なんとなくわかるかも…演出の力ってすごいっすね。」



「星矢やドラゴンボールとはまた違う、“大人のカッコよさ”に憧れたんだよな。Get Wildはもう俺らのDNAだな。」
シティーハンターを知らない世代とは?
90年代後半〜2000年代は“露出減少期”
『シティーハンター』のテレビアニメは1991年に完結し、
その後はテレビスペシャルや再放送で細々と展開。
でも90年代後半〜2000年代前半は、テレビでの露出がぐっと減り、
**この時期に子どもだった世代(1988〜1998年生まれ前後)**にとっては、
“タイトルは知ってるけど観たことない”というケースが多め。



「僕の世代、シティーハンターって正直“親が知ってる昔のアニメ”ってイメージでした…」



「そうだろうなぁ。当時はガンダムやエヴァとかに世代交代してたし、“獠の時代”は一回お休みだったんだよ。」
Z世代の認知度は?映画や再放送で知ったパターンも
2000年代以降に生まれたZ世代・α世代では、
シティーハンターを「知ってる」人はいても「観た」人は少ない。
ただし、2019年の映画『新宿プライベート・アイズ』や、
2024年のNetflix実写版をきっかけに、
「初めてちゃんと観た」という若年層もじわじわ増加中。
特に“親が好きだった”という影響で知ったケースが多く、
作品自体は世代を超えて届いていることがわかります。



「Netflixの実写観て“この主人公のノリ、クセあるけどカッコよくない!?”ってなったっす」



「そのクセがシティーハンターなんだよな。あれが刺さったなら、ぜひアニメ版にも行ってほしいわ!」
「令和の今こそ刺さる!」という声も多数!
時代が進んだ今だからこそ、
シティーハンターの**“古き良きカッコよさ
”“人情と粋な生き様”**が新鮮に映るという声も。
令和の若者から
といったリアクションも多く、
“今だからハマれる作品”として再評価されているのが現状です。



「なんか冴羽獠って、ギャグかと思ったら急にバシッとキメるのがズルいんすよね…そのギャップにやられました!」



「そう、それこそ“獠マジック”。ふざけてるようで芯がある…それがシティーハンターのカッコよさなんだよな。」
世代を超えて再び注目を集める今、
シティーハンターは“知らなかった世代”にこそ
届くタイミングなのかもしれない──
リアルタイム世代が熱狂した!アニメシリーズを振り返る
タイトル | 放送期間 | 話数 |
---|---|---|
シティーハンター | 1987年4月6日 ~ 1988年3月28日 | 全51話 |
シティーハンター2 | 1988年4月2日 ~ 1989年7月1日 | 全63話 |
シティーハンター3 | 1989年10月15日 ~ 1990年1月21日 | 全13話 |
シティーハンター’91 | 1991年4月28日 ~ 1991年10月10日 | 全13話 |
『無印』から『’91』まで全シリーズを網羅
アニメ『シティーハンター』は、
1987年にスタートした第1期(いわゆる“無印”)から始まり、
『シティーハンター2』『3』『’91』まで、全4シリーズが展開。
特に2期の人気が爆発的で、
放送期間は合計で約4年、全140話以上の大ボリュームに。
リアルタイムで観ていた世代にとっては、
毎週の“楽しみの時間”だったことは間違いなし!



「そんなにシリーズ続いてたんですね…!“アニメ界の顔”って感じだったんすか?」



「夕方に獠と香がテレビに出てくるだけでテンション上がってたわ。“今週はもっこり控えめか?”とかチェックしてたな(笑)」
「XYZ」や新宿伝言板の演出が話題に
シティーハンターといえば、
依頼人が冴羽獠に連絡を取る方法として描かれた
**「XYZ」の伝言板演出**が有名。
新宿駅の掲示板に「XYZ」と書くと、
どこからともなく獠が現れる…
その設定や演出が“謎のプロフェッショナル感”を醸し出し、
子ども心にも強烈なインパクトを残しました。



「“XYZ=もう後がない”って意味、初めて知った時震えました!演出オシャレすぎません?」



「あの伝言板、当時のファンにとっては“聖地”だったんだよ。マジで新宿行って探したヤツもいたくらいだしな!」
TM NETWORK「Get Wild」はアニソンの金字塔!
そして何より、アニメのエンディングで流れる
**TM NETWORKの『Get Wild』**は、
シティーハンターの象徴的存在。
ストーリーのラスト、
獠が夕暮れの新宿を歩く映像に重なる『Get Wild』のイントロ──
アニメと音楽の融合で、あのエンディングは“伝説”となりました。



「たしかに…あの入り、“Get Wild退勤”ってネタにされるくらい定番すよね(笑)」



「あの曲で終わらせるってズルいんだよ。“全部カッコよかったことになる”魔法みたいなもんだろ、あれ。」
物語、キャラ、演出、音楽──
すべてが揃って“アニメ黄金期の象徴”になったシティーハンター。
原作漫画の魅力とジャンプ連載時代
項目 | 内容 |
---|---|
📅 連載期間 | 1985年13号〜1991年50号(約6年半) |
📰 掲載誌 | 週刊少年ジャンプ(集英社) |
📚 単行本 | 全35巻(ジャンプ・コミックス) |
✍️ 作者 | 北条司(ほうじょう つかさ) |
全35巻+「さよならCITY HUNTER」で完結
原作漫画『シティーハンター』は、
1985年〜1991年に週刊少年ジャンプで連載。
全35巻で完結したあとも、ファンの強い要望を受けて、
獠と香の“その後”を描いた特別読切
『さよならCITY HUNTER』が2020年に発表されました。
まさに**「時代を超えて読み継がれてきた作品」**であり、
連載終了から30年以上経っても色あせない名作です。



「今読んでも“全然古くない”って思えるのすごくないっすか?むしろセリフ回しとかオシャレすぎて…!」



「そうそう、あのテンポと間が最高なんだよな。ギャグとシリアスのバランスが完璧だった。」
北条司の緻密な構図&女性キャラの描写が話題に
作者・北条司の画力は、
当時のジャンプ作家の中でも群を抜いていた存在。
特に背景の緻密な描写と、女性キャラの美しさは圧倒的で、
“大人の世界観”をリアルに表現。
ヒロイン・香の元気さと可愛さ、敵キャラや依頼人女性の色気、
どのキャラも“人間味”がしっかり描かれているのが、
読者の心をつかんで離しません。



「北条先生の絵、線がすっごく繊細っすよね。香もカッコいいし、女性キャラの描き分けが神…!」



「当時、北条司の画集持ってるヤツは“絵が上手いヤツ”だったな(笑)写しながら絵の練習してたわ。」
「冴羽獠×槇村香」の関係性に世代がキュン
『シティーハンター』のもうひとつの魅力といえば、
獠と香の微妙な関係性。
もっこりスケベでヘラヘラしてるくせに、
香のピンチには全力で守る獠。
照れ屋で不器用だけど、どこかで想い合っている2人の関係に、
当時の読者たちは“こういうのに憧れる…”
と胸を打たれていたんです。



「ガチで告白とかしないのに、想い合ってるのが伝わるって…エモすぎません!?」



「あの“言葉にしない恋”ってのがまたイイんだよな。こっちが勝手に想像してキュンとするっていう。」
原作漫画は、“冴羽獠”というキャラの本質と、
その魅力を支えるストーリー・人間関係・美しい描写がすべて詰まった一冊。
アニメ派も、ぜひ一度“漫画で観る獠”を味わってみてくれ!
シティーハンターのゲーム展開|記憶に残る名作たち
ファミコン〜PCエンジンなどレトロ機でリリース
アニメ人気と同時に、
1980〜90年代にはファミコン・PCエンジン・ゲームボーイなどで
『シティーハンター』のゲームがリリースされました。
1989年発売のファミコン版は、
ストーリーを追いながら事件を解決していくアクションADV風で、
当時のファンにとっては「ゲームで獠を操作できる!」
というだけで感動モノだったとか。



「え、ファミコンで出てたんすか!?ちょっと想像つかないけど…ドットの獠とか、むしろ味ある!」



「当時はドットでもちゃんと雰囲気出してたのがすごいんだよ。」
「獠でバトル」「香のハンマー」など再現度も話題に
一部のタイトルでは、
獠がスナイパーとして銃撃したり、パンチで戦ったりと、バトル要素も搭載。
さらに香の“100tハンマー”がカットイン的に登場する作品もあり、
ファンは「わかってるな…!」とニヤリ。
当時としては異例の“原作再現”が随所にあって、
キャラゲーとしてかなり高評価でした。



「ゲームの中で香がハンマー出してくるって…それ絶対盛り上がるやつじゃないすか!」



「ハンマー出た瞬間“おっ、きたきた!”ってなるんだよな(笑)そういうのが愛されるポイントなんだよ。」
現代のファンがレトロゲームで“逆輸入”の流れも?
今の若いファンの中には、
レトロゲームにハマって昔の『シティーハンター』ゲームをプレイする層も。
動画配信やレトロゲー復刻ブームのおかげで、
「観たことないけどゲームで触れた」「実況で知って興味持った」
という“逆輸入ルート”も増えています。
ノスタルジー+新鮮さで、今こそ再評価されてる作品のひとつ。



「僕の友だちもレトロゲー好きで、“シティーハンターやったら獠かっけぇ”ってドハマりしてました(笑)」



「それよ!今はゲームが“入口”になる時代。そこから漫画やアニメに戻るのもアリだろ?」
ゲームって一度出たらずっと残り続けるメディアだからこそ、
世代を超えて“シティーハンターに触れる窓口”になってるってのが面白いよな。
映画・実写・リメイクで広がる新たなファン層
劇場版アニメ
タイトル | 公開日 |
---|---|
シティーハンター 愛と宿命のマグナム | 1989年6月17日 |
シティーハンター ベイシティウォーズ | 1990年8月25日 |
シティーハンター 百万ドルの陰謀 | 1990年8月25日 |
劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ | 2019年2月8日 |
劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト) | 2023年9月8日 |
.実写映画
タイトル | 公開日 | 備考 |
---|---|---|
シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション | 2019年11月29日 | フランスで 制作された実写映画 |
シティーハンター | 2024年4月25日 | Netflixで配信開始。 鈴木亮平主演の 日本初実写映画 |
劇場版『エンジェルダスト』(2023)はシリーズ集大成
2023年公開の劇場版
『シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』は、
原作最終章にあたる「エンジェルダスト編」を映像化した作品。
冴羽獠の過去や、彼が“最強のスイーパー”になった理由に深く迫り、
ファン待望の“核心に触れる物語”として高評価を得ました。
映像も現代クオリティにアップデートされており、
まさにシリーズの集大成とも言える内容に。



「劇場版ってあんまり観てなかったんですけど、“エンジェルダスト”で一気に引き込まれました…泣けるやつ…!」



「あれはズルいよな…原作読んでた人間は“そうだったのか”って震えるやつ。完全に大人向け仕上がりだったな。」
Netflix実写版(2024)で若い世代へリーチ拡大
2024年には、Netflixで日本初の実写映画
『シティーハンター』が配信。主演は鈴木亮平。
公開前から
「原作再現度が高い」「冴羽獠の再現力がすごい」
とSNSでも話題になっており、
Z世代・α世代に向けた新たなリーチの拡大として注目を集めています。
「原作を知らない層にも刺さる」「あの“もっこり”がどうなる!?」
という視点でも注目度高し!



「正直、“実写どうなんすかね…”って思ってたけど、鈴木亮平さんの動き観たら“あ、これはアリ”ってなりました!」



「見た目だけじゃなく、空気感まで再現してたのがすごいんだよ。“獠っぽさ”って言葉にしにくいけど、ちゃんと出てた!」
フランス実写版『ニッキー・ラーソン』も注目の再解釈
実は海外でも『シティーハンター』は人気で、
2019年にはフランスで実写映画
『ニッキー・ラーソンと香水の秘密』が公開。
こちらは原作をベースにしながらも、
フランス流コメディ&アクションとして大胆にアレンジ。
コアな日本ファンの間でも「これはこれで面白い!」と話題になりました。



「フランスの獠って聞いて“えっ!?”ってなったけど、観たらノリが完全にシティーハンターだった…!」



「“こうきたか!”って驚きつつ、愛がちゃんと伝わってくるのがイイんだよな。海外の熱量、マジであなどれん。」
映画・実写・リメイクという新たな切り口から、
“昔の名作”が“今の名作”として再評価される流れができてる今。
シティーハンターは、今この瞬間も新たなファンを獲得中──
それがすごいところだよな🕶️🔥
同時期に流行ったアニメと“あの頃の空気感”
ドラゴンボール、星矢、きまオレ…伝説だらけの時代
『シティーハンター』が放送されていた1987年〜1991年は、
まさにアニメの黄金時代。
同じ時期に
『ドラゴンボールZ』『聖闘士星矢』『らんま1/2』『幽遊白書』、
そして『きまぐれオレンジ☆ロード』など、
今や“レジェンド”と呼ばれる作品が次々に登場していました。
ジャンプ・サンデー・マガジン発のアニメが並び立ち、
毎週が祭り状態だったんです。



「この時代ってアニメ界のオールスター戦みたいな感じっすね!濃すぎる…!」



「まさに“リアタイ勝ち組世代”ってやつだな。録画しないと観きれないくらい神作品だらけだった。」
世代は何歳?空白&知らない世代の境界線!-300x300.webp)
世代は何歳?空白&知らない世代の境界線!-300x300.webp)


「ジャンプ・サンデー・マガジン」が揃って全盛期!
80〜90年代は、三大少年誌すべてが絶好調だった時代。
ジャンプは
『ドラゴンボール』『シティーハンター』『ジョジョ』、
サンデーは『うる星やつら』『らんま1/2』、
マガジンは『ツヨシしっかりしなさい』『カメレオン』
など、各誌の代表作がアニメ化され、
放送枠を分け合うレベルの勢いがありました。
雑誌を買ってアニメを観て、放課後に友だちと語り合う…そんなルーティンが定番でした。



「今はSNSがあるけど…この頃って“次の日の学校”が情報交換の場だったんですよね?」



「そうそう。“昨日のあのシーン見た!?”って盛り上がって、絵をノートに描いて持ってくるヤツもいたな(笑)」
「夕方6時=ゴールデンタイム」だった黄金時代
今ではアニメといえば深夜枠が主流だけど、
当時は夕方6時〜7時台がアニメのメインタイム。
『シティーハンター』もこの時間帯に放送されていて、
まさに“家族で観るアニメ”という位置づけでした。
子どもも大人も一緒に観て笑って、
ちょっとドキッとして、最後はしんみり…
そんな感情のジェットコースターを夕飯前に味わえる幸せがあったんです。



「ゴールデンで“もっこり”OKだったって…すごくないっすか?(笑)」



「テレビの前で親と一緒に観てて、“うわ今のシーンやばい”ってなるあの気まずさも含めて青春だったんだよな。」
“あの時代にしかなかった空気”が、
『シティーハンター』という作品をより特別なものにしてくれてたんだよな。
社会的ブームと文化的影響|シティーハンターは“現象”だった
新宿駅のXYZ伝説は現実世界でも話題に
作中で依頼人が冴羽獠にコンタクトを取る方法として描かれた「XYZ」──
新宿駅の伝言板に「XYZ」と書けば、
獠が現れるというこの演出は、現実世界でも都市伝説レベルの話題に。
当時、新宿駅に実際にXYZと書かれたメモや
張り紙が発見されたというエピソードもあり、
アニメと現実がリンクするような感覚に、
ファンたちは胸を熱くしていました。



「“XYZ書いたら獠が来る”って、完全にロマンっすよね…なんか一周回って超エモい!」



「マジで書いたヤツいたんだぜ?そういうのがブームの証。作品が“生活に食い込んでた”ってことなんだよ。」
大人の女性ファンを惹きつけた“冴羽獠の魅力”
シティーハンターが珍しかったのは、“男性ファンだけじゃなく、
女性ファンもめちゃくちゃ多かった”という点。
スケベで軽いけど、ピンチの時は絶対に助けてくれる獠のギャップに、
「こんな男に守られたい」現象が発生。
大人になってから見返して
「やっぱり獠って理想かも…」と再ハマりする女性も多く、
令和に入っても**“獠沼”に落ちる人が後を絶たない**んです。



「母親が“冴羽獠こそ理想の男”とか言い出して、ちょっと困惑したっす…でも観たら納得でした(笑)」



「あいつは見た目だけじゃなく、“守る覚悟”がある男だからな。そりゃ刺さるわけだよ。」
再放送希望ランキング2位に輝く根強い人気
2020年代に入っても、
アニメ専門チャンネルや動画配信サービスの「再放送希望ランキング」で
『シティーハンター』は常に上位にランクイン。
特に2023年の某ランキングでは『名探偵コナン』に次いで堂々の2位を獲得し、
「懐かしさ」だけでなく、
「今観ても面白い」という再評価の流れが止まらない状況に。
それだけ、世代や時代を問わず“通用する魅力”を持った作品なんです。



「昔の作品なのに、“観たい!”って声が絶えないのってすごくないっすか?」



「つまり、“一度観たら忘れられない”ってことだな。それが“現象”ってやつだよ。」
今なお新宿に行けば「獠がいそう」と思ってしまう人がいる。
それってもう、“ただのアニメ”じゃなくて、“文化”になってるってことじゃない?
関連作品・リメイク展開も充実!
『エンジェル・ハート』は冴羽獠の新たな一面
2001年から連載された『エンジェル・ハート』は、
『シティーハンター』とは“別の世界線”で描かれる
パラレルワールド作品。
香の事故死という衝撃の設定から始まり、新たなヒロイン・香瑩(シャンイン)との関係性が描かれます。
スケベな一面は抑えめで、“優しい父親”としての獠が見られる、まさに“大人向けの新しい獠”。



「エンジェル・ハートの獠、落ち着いてて渋すぎなんですけど…これもこれでアリっす!」



「守る相手が変わると、男も変わるんだよな。あれは“歳を重ねたシティーハンター”なんだよ。」
宝塚ミュージカルやUberEatsコラボなど多彩な展開
2021年には宝塚歌劇団・雪組によるミュージカル
『CITY HUNTER -盗まれたXYZ-』が上演。
冴羽獠を女性が演じることで、
中性的な美しさ×ハードボイルドのギャップが話題に。
さらに2024年にはNetflix実写版とのコラボで、
UberEatsのCMに獠が登場。
“伝説のスイーパーが飯を届けに来る”というネタ要素満載ながらも、
ブランドや日常に入り込んでくるフットワークの軽さが、
今も愛されてる証です。



「宝塚の獠、あれガチでカッコよかったっす。まじで心撃ち抜かれました…!」



「UberEatsのCMな?あれもう“ネタの完成度”が高すぎて笑ったわ。でも、ああやって今も形を変えて生きてんだよな。」
「変わらずカッコいい」を次の世代に伝えるコンテンツ
どんな形になっても、“獠は獠”。
アニメ、漫画、舞台、実写、CM…どれを見ても、
そこには一本筋の通った冴羽獠の生き様がある。
そしてその姿が、“初めて観る若い世代”にもちゃんと届いている。
「昔のカッコよさは、今見てもちゃんとカッコいい」──
それを証明してくれるのがシティーハンターなんです。



「時代が変わっても、獠って“ずっと変わらずカッコいい”って思わせてくれるのがすごいすよね。」



「どんなメディアで出てきても、“あ、獠だ”ってなる。それがキャラの強さだよな。」
こうして受け継がれていく“シティーハンターの魂”。
まとめ|シティーハンターは世代を超えて“今”もカッコいい!
あなたはリアタイ?リメイク世代?それとも新規ファン?
『シティーハンター』という作品は、1980年代に誕生しながらも、
今なおリメイクや実写、コラボ展開を通じて
幅広い世代に届き続けている稀有な存在。
「アニメで観てたリアルタイム世代」も、
「Netflixで知ったZ世代」も、
どの入口から入っても、ちゃんと冴羽獠のカッコよさに惚れ込む──
それってすごくない?



「僕は完全に“後追い世代”っすけど、ハマった熱量はリアタイ勢に負けてないっすよ!」



「入口はどこでもいい。“獠に惚れた”って時点で、もう仲間だよな。」
「知らない」からこそ楽しめる今の入り口とは
知らなかったからこそ、いま観ると新鮮。
そして「こんなカッコいい作品が昔にあったなんて…!」
という驚きと再発見がある。
Netflixの実写映画や、エンジェル・ハート、宝塚版、CMコラボなど──
“今の入口”が豊富に用意されている今こそ、
シティーハンターに触れるベストなタイミングかもしれません。



「“知らなかった自分におしおきよ!”って言いたくなるくらいハマりました(笑)」



「おしおきする前に布教な!それがファンの務めってやつだろ。」
「Get Wild」を聴きながら記事をシェアしよう!
もしこの作品に少しでも興味が湧いたなら──
とりあえず『Get Wild』を流して、
この熱量をSNSでシェアしてほしい。
語ってほしい。
「あなたの推しキャラ」「あなたの星(小宇宙)」「あなたのXYZ」──
どの世代でも、“語れる何か”があるのがシティーハンター。



「この記事シェアして、友だちに“お前、絶対獠ハマるぞ”って送りつけてきますわ!」



「それでまたひとり、シティーハンター沼に落ちる…そうやって、伝説って続いてくんだよな。」
さぁ、街に出よう。
あのイントロとともに、
今も冴羽獠はどこかであなたの“XYZ”を待ってる──。
-
シティーハンター世代は何歳?アニメ漫画両方を解説!同時期のアニメも!
-
『幽遊白書』世代は何歳?リアタイ世代の年齢&同時期の名作アニメも紹介!
-
ドラゴンボール(漫画&アニメ)世代は何歳?空白&知らない世代の境界線!
-
めちゃモテ委員長世代は何歳?アニメ放送時期・同世代の人気作もまとめて紹介!
-
おジャ魔女どれみ世代は何歳?カーニバルから最新作まで年齢・年表・同世代アニメまとめ
-
デジモン進化ルートまとめ|アグモンは何に進化する?シリーズ別に図解
-
セーラームーン世代は何歳で特徴は?ドンピシャ世代と知らない世代を比較!
-
聖闘士星矢世代は何歳?リアルタイム(直撃)世代の年齢と熱狂を振り返る!
-
【図解あり】ハム太郎キャラクター相関図&とっとこうたのコールまとめ|懐かしの世代が再注目!
-
スラムダンク世代は何歳?リアルタイム世代&知らない世代のギャップも紹介!
-
めちゃモテ委員長キャラ一覧&相関図!Z世代女子に刺さった推しキャラ考察!
-
デジモン世代は何歳?アドベンチャーから世代別に振り返る!
コメント